ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを見た

タイトルが長い。そして映画も長い。長いけど長さは感じなかったです。映画はいつものあれなんですけど、主役二人の存在感だけで成立してしまう感じすらありつつ、色々複雑に絡み合っていくのかなと思ってたら、意外と淡々と進んでいって、サブキャラだと思ってたら実はその人が主軸だったっつう話で、もう本当にいつものやつだったよタランティーノの。しかしいつもより優しいのよ全体的に。心に残ってるシーン、ことごとくくっちゃべってるやつだし。事前にどんな話か知ってたらもっと楽しめたんだろうか。あとブルース・リーの事どんだけ馬鹿にしてるのかと思ったらそうでもなくてよかった。いつものあれも全体的に画面が暗いしどっちかというと笑いの方に振り切ってたので、なんか妙に後味がいいのよね。あとから、あー面白かったなあの映画…って思える感じのやつだと思います。しかしディカプリオ、どんどんジャック・ニコルソンみたいな感じになっていくな。あんな優男だったのに。ブラッド・ピットはなにやってても最高です。しかしタランティーノタランティーノっぽい映画しか撮らずに引退するのかな。